リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
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私は元気です。日本中で安全さにおいては一二を争うであろう地域にいます。
ブログを借りているninja toolsの広告ポイントがほんのちょっぴり貯まっていたものの使い道が無いなぁと思っていたのですが(使い道ができるほど貯まらない・爆)、このたびポイント募金できるそうなのでなけなしのポイントを募金してきました。お賽銭程度ですが…。被災地の一日も早い復興をお祈りしております。

諸事情で地震が落ち着いたら櫂三和書きまくってやる!と決意しました。
というわけでとりあえず、櫂くんが好きなアイチと三和の会話。
アイ櫂三和みたいなのは気のせいだと思います。自分の中では攻←櫂>アイチ>三和→受なんですが、どうも書くものは攻←アイチ>櫂≧三和→受(?)っぽくなるなぁと思っています。まぁ、受けを受け受けしく書かないことはポリシーなんで、受けが受けっぽくないのはいいんですけど。(でも片想い時は受けっぽくなくても、両想いになるとだいたい乙女になる)
逆言ったら、櫂受けは全然アリアリなんだけど、三和攻めが想像つかないんですよね(…)三和櫂とアイ櫂だったらアイ櫂のほうが書ける!と思うくらい(笑)
アイ櫂三和…この三人でこの組み合わせって、一番マイナーな気がする…(アイチ攻めの人はアイチ攻めというより櫂受けの場合が多いから、三和が受けにならないような気がする…そして三和受けは、それ自体少ない・爆)

 ■君がつないだ物語

 カードキャピタルには結構な人数の常連がいるが、誰も彼もが毎日来るというわけでもない。皆それぞれカードキャピタル以外での生活もあるわけで、当然といえば当然だろう。
 放課後、アイチが入ったカードキャピタルの店内には、まだ他の客はほとんど来ていないようだった。
「いらっしゃい、アイチくん」
「あ、こんにちは」
 カウンターから声をかけた店長に、アイチはそう返した。
 こんな風に挨拶をするようになったのはここ最近のことで、その屈託の無い親しさに、まだ少しだけ心は弾む。
 新しいカードパックを買ってみたけれど、残念ながら今日は新しいカードを手に入れることはできなかった。
 店の入口がよく見える席を陣取って、デッキをチェックしていると、なじみの顔がそのドアを開けた。
「三和くん」
「よーっすアイチ、今日は一人か?」
「はい。森川くんと井崎くん、二人そろって補習らしくて…三和くんも?」
「ああ、櫂の奴も誘おうとしたんだけど、気づいたらいなかったんだよ。どこ行ってんだろうな、あいつ」
「そっか…」
 しょんぼりと肩を落としたアイチに苦笑して、三和はその向かいに座った。
「そんな顔すんなって。別に失踪したとかってわけじゃないんだし、そのうちまた来るさ」
「はい…。僕も、今会ってもきっと戦ってもらえないし、まずは強くならなくちゃって…そう、思ってるんだけど」
「…会いたい、ってか?」
「…うん」
 頷いたアイチに、三和はまたひとつ苦笑した。
「あれだけつれなくされて、懲りないな、お前も」
 その声には「凄いな」という言葉にも似た、賞賛の響きが混じっていたのだけれど、そこまではアイチには分からなかった。
 表情を曇らせて、ぽつりと呟く。
「…やっぱり、迷惑なのかな、こういうの」
「…え?」
「櫂くんは、関わるなって言ってるのに、カードファイトならきっといつか戦ってくれるからって、しつこく食い下がって…鬱陶しいって、思われてる、よね」
 迷いが、無いわけではないのだろう。むしろこちらのほうが、普段のアイチらしいといえばアイチらしい。
 けれど、迷いを振り切るように首を振って、アイチは続けた。
「…今の僕には、これしかないんだ。櫂くんがくれたブラスター・ブレードと、ヴァンガード。たった一度で、たった一枚で、たった一つで…僕は、こうやってみんなと一緒にいられるようになった。きっと、強くなることだってできる。なってみせる。全部櫂くんのお陰なんだって、そのことを、櫂くんに分かって欲しいから…だから、これだけは、諦められないんだ」
 自分自身に誓うようなその言葉に、三和は笑ってこう答えた。
「勝手にしろとも言ってんだから、勝手にしたらいいさ」
 目を丸くして、アイチが三和を見つめる。
「あんなんになっちまったけど、俺も、あいつが根っから変わったとは思ってないからな。だから構ったりもするし、こーやってお前と話したりもしてる。俺のイメージだって、本物だと思うぜ」
 な?と目配せする三和に、アイチは微笑んだ。
「…うん」
「ま、今日のとこは俺で手を打っとけよ」
「三和くん、ありがとう」
「どーいたしまして」
 そう言った三和と笑いあうこの時間も、櫂がいなければ無かったものなのだ。
 三和に告げたのと同じ言葉を、いつか、櫂にも受け取ってほしいから。
(僕は、強くなる)


+++


森川と井崎は名前を出したいがために補習を受けさせられました。
森川は補習組だと思うけど、井崎はどうなんだろう。

個人的に、アイチも三和も櫂のこと分りたいと思ってるしある意味分かってるという意味では共通してるけど、アイチは櫂と同じになれるけど隣にいられなくて、三和は櫂の隣にいられるけど同じになれないと思っていたりして。
二人にそういうモノローグをさせようかと思ったのがこの話の始まりだったのですが、なんかそうならなかったけどまぁいいか。
三和くんはアイチに櫂くんが心を開くきっかけを期待してて、アイチは三和くんを櫂くんの味方として頼りにしてたらいいなと思う。
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