リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
カムナギが見たくなって即席で32話補完書いてみた。
アバンタイトルは本編のなんちゃってノベライズ(ほぼセリフオンリー)なので、飛ばして読んでも特に問題ないです(苦笑)
「こんな素敵な仲間をほっといて、そんなの、あたしの好きなカムイちゃんじゃない!」
アバンタイトルは本編のなんちゃってノベライズ(ほぼセリフオンリー)なので、飛ばして読んでも特に問題ないです(苦笑)
「こんな素敵な仲間をほっといて、そんなの、あたしの好きなカムイちゃんじゃない!」
ヴァンガード全国大会予選、チームQ4は主戦力のカムイを欠いた状態で出場しなければならなかった。チームメイトに対しても冷淡に接する櫂の態度に、カムイが耐えきれなくなったせいだ。
飛び出したカムイと決勝進出することを目標に、補欠になるはずだったアイチは選手として予選に挑んだ。けれど、一回戦の結果は奮わず、オーダーを変えた二回戦は櫂とミサキで完勝したものの、ブロック内全勝のチームFFAL4との三回戦は新城テツとアイチの大将戦へともつれ込み、アイチは苦境へと立たされていた。
「アイチちゃんのこの頑張りは、カムイちゃんのためなんだよ!」
「え、え?」
「カムイちゃんと一緒に決勝で戦いたいって!だから、何がなんでもこの予選を勝ち抜こうとしてるって!」
一人モニターで観戦するカムイに詰め寄ったナギサの瞳からは、涙がこぼれていた。
「ナギサ…」
『ギガンテック・チャージャー!リューのブーストでアタック!!』
『アイチ選手の攻撃が通って、テツ選手のダメージもこれで5になったー!』
今もリアルタイムで映し出される広い会場で、アイチは、不利な状況にも必死で勝機を掴もうとしている。
「こんな素敵な仲間をほっといて、そんなの、あたしの好きなカムイちゃんじゃない!」
カムイが好きだからこそだろう。ナギサは泣きながらそう訴えた。
“櫂!お前は仲間をなんだと思ってるんだ!”
チームを飛び出す前、櫂へと投げつけた言葉が、今の自分に突き刺さってくる。仲間を大切にしろと言うなら、何故自分はこんなところで、アイチのファイトを傍観しているのだろう。
「仲間が辛い時そばにいてやる、それもまた仲間」
「カムイちゃん、今カムイちゃんの声援があれば、アイチちゃん、きっと百人力だよ!」
ゴウキとナギサの言葉に、カムイは逃げるのをやめた。
Be my dearest
ヴァンガード全国大会の観客席で、カムイは泣いていた。チームQ4対チームFFAL4の大将戦は、アイチの頑張りも虚しく、AL4新城テツの勝利に終わった。
櫂と仲違いをしてQ4を飛び出したカムイは、この全国大会予選で、チームのために闘えなかった。けれど、最後の最後で声を張り上げてアイチを応援したカムイは、今ここで泣いているカムイは、距離は離れていても、確かにチームQ4の一員だった。
その後ろ姿を、ナギサはほほ笑んで見守る。
カムイはごしごしと涙をぬぐって、ナギサ達を振り返った。
「……その、ありがとな。ナギサ」
カムイがアイチを応援できたのは、ナギサが彼を叱咤したからこそだ。カムイにどんなに拒絶されてもへこたれない彼女が、このときばかりは涙を流していた。
バツの悪そうなカムイの礼に、ナギサはニコニコとするばかりだった。てっきりいつもの調子でタックルでもかましてくるかと思っていたカムイは、その笑顔に毒気を抜かれてしまう。
カムイがアイチを応援できたのは、ナギサが彼を叱咤したからこそだ。カムイにどんなに拒絶されてもへこたれない彼女が、このときばかりは涙を流していた。
バツの悪そうなカムイの礼に、ナギサはニコニコとするばかりだった。てっきりいつもの調子でタックルでもかましてくるかと思っていたカムイは、その笑顔に毒気を抜かれてしまう。
気を取り直す様に、カムイはがりがりと頭を掻いた。
「ゴウキ、俺もう行くな」
「ああ、行って来い」
カムイの意図を汲み取って、ゴウキは鷹揚に頷く。
カムイの意図を汲み取って、ゴウキは鷹揚に頷く。
頷き返して、チームQ4に合流しに行ったカムイを、ナギサはゴウキ達と一緒に見送る。
その背中が見えなくなってから、ゴウキはナギサに言った。
「いいのか、ついて行かなくて」
「いいの。だって、カムイちゃんのチームの邪魔しちゃ駄目だもん」
落ち着いたその言葉に、エミが目を丸くして言った。
落ち着いたその言葉に、エミが目を丸くして言った。
「ほんとに、葛木くんが好きなんだね」
そんなエミを振り返って、ナギサはじっと見つめる。
* * *
ほんとは知ってるの、カムイちゃんが、あたしのこと好きじゃないって。
ほんとは知ってるの、カムイちゃんが、あたしのこと好きじゃないって。
でもね、そんなの関係ないの。
強くて、かっこよくて、仲間想いで優しくて、そんなカムイちゃんのこと、一番知ってるのはあたしだもん。
一番好きなのはあたしだもん。
だから負けないよ、カムイちゃん。
カムイちゃんのことが好きだから、他の誰かのことが好きなカムイちゃんにだって、負けるわけにはいかないの。
諦めてあげたりしないんだ。
カムイちゃんを一番幸せにできるのは、このあたしなんだから!
* * *
* * *
「……うん、大好き!」
満面の笑顔で、ナギサは頷いた。
――覚悟してね、カムイちゃん!
+++
一歩間違えばヤンデレ理論vvvvvvv
本編のナギサちゃんはカムイちゃんと私はラブラブ!って信じてると思いますが、ナギサちゃんがまじ強烈に可愛いのでこういう路線で攻めてみました☆
ナギサちゃんのカムイへの想いが成就する日は果たして来るのか!?
リアルに考えると将来のカムイのパートナーはエミでもナギサでもないだろうなーと思うんですが(マテ)、逃す魚は大きいぞカムイ!!(笑)
――覚悟してね、カムイちゃん!
+++
一歩間違えばヤンデレ理論vvvvvvv
本編のナギサちゃんはカムイちゃんと私はラブラブ!って信じてると思いますが、ナギサちゃんがまじ強烈に可愛いのでこういう路線で攻めてみました☆
ナギサちゃんのカムイへの想いが成就する日は果たして来るのか!?
リアルに考えると将来のカムイのパートナーはエミでもナギサでもないだろうなーと思うんですが(マテ)、逃す魚は大きいぞカムイ!!(笑)
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pixivからこのサイトにはリンク等を貼っていません。あんな大手SNSからこんなコアなサイトに直接飛べるようにする勇気無いです\(^o^)/
あと最近転載しているTwitterはpixivのプロフから飛べます。非公開中です。なんでそんなめんどくさいことしてるんだなんて聞かないであげてください。コミュニティごとに人格切り替えないとパニックになるタイプなんだよ!!(明らかに最初にpixivとHP切り離したのが敗因)
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