櫂くん

最初44話を見た時に、櫂くんが大絶賛葛藤中の裏ファイタースーパーフルボッコタイムが省略されたり、回想シーンも必要最低限だったりしたせいで、私の中で宙に浮いてしまっていた「俺のせいだ」なのですが。
まぁ一週間毎日飽きもせず44話ネタでSSその他書きまくって、「過去と未来のメビウス」までたどり着いて、「ああそっか、櫂くん、そういうことだったのか…」と腑に落ちたときは真剣に泣きました。
一生懸命で、精一杯で、それでも制御の利かない感情の領域で失敗したんだっていう無情な現実を、本当に相手を想えばこそ受け容れるとか…その痛みを胸に立ちあがるとか…櫂くん…（涙）
櫂くんだって、レンのことがあって、どうしていいか分からなくて、傷だらけのまま頑張ってきたはずなんですよ…だってレンのことあんなに後悔してる櫂くんが「仲間になんか興味ない」って、完全にレンを忘れる以外に自分を守れなかったっていう防衛反応じゃないか…！そんな自分に仲間なんか作れないって罪悪感じゃないか…！
アイチくんのことだって、突き詰めればそういう「誰かと仲良くなっちゃ駄目」みたいな心理状態も影響してたんだろうし…「お前は弱くなった」「闘う事はできない」だって、PSYクオリアへの拒絶反応だってあったんだろうし（涙）
それでも、そんな櫂くんにアイチくんは必死でついてきてくれて、必死過ぎて足を踏み外して、そのアイチの必死さに癒されて来たからこそ言えた「俺のせい」なんでしょうね…。
亮のときも思ったけど、本当に、櫂くんみたいに優しくなりたいです。マジで。

追記：櫂くんの心理フローチャート作ってみようとして挫折した（笑）つづきから。

■作品開始以前
PSYクオリアに目覚めたレンが人格変化、能力の使用を止められず決裂。挫折その１。
レンを無理やり忘れることで立ち直りを試みる。
しかし代償として「チーム」「仲間」「友達」がNGワードに。PSYクオリアアレルギーも発症。
実質生きる意味がヴァンガードしかなくなる。
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■第１話
後江町に戻り、カードキャピタルで憂さ晴らしをする。主に森川。
昔助けたアイチと再会、ファイトを受ける。
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■第２話
生きる意味と化したヴァンガードで初心者のアイチに負けて全力でヘコむ。挫折その２。
なんとか頑張って「ブラスター・ブレードはお前のものだ」だけは言う。
アイチの「ありがとう！」でヒールトリガーゲット。
次の日、森川やアイチのセリフから察するに、ヘコんでるからなどという理由でカードキャピタルに行かなかったりしたら、せっかくヴァンガードを始めたアイチがヴァンガードを続けられないんじゃないかと考え、精一杯頑張って「ようアイチ、何してたんだ？」
しかしアイチが森川達と無事友達になれたのを見て、しんどいので頑張るのをやめる。妥協案としてアイチをライバル「先導アイチ」として意識する。
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■第３～６話
他のショップで憂さ晴らしもとい武者修行をする。
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■第７話
アイチの友達にオーラに挫折１のトラウマ発動「俺に関わるな」「俺と戦う価値など無い」
しかし「でも僕、強くなるよ。だから、いつかきっと！」でヒールトリガーゲット。
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■第８話
わざわざカードキャピタルのショップ大会に登録する。
三和の苦笑や櫂の視線から推測するに、店舗の選択理由はアイチ。
「戦う価値のあるやつじゃない」二回目。
着々と闇堕ち爆弾がセットされていきますが、アイチはまだまだ元気。
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■第９～１３話
ショップ大会。婉曲に「俺を信じろ」発言。決勝トーナメントまで残るアイチ。
アイチ準決勝敗退。「櫂くんと、また戦えないのか」闇堕ち爆弾の導火線が短くなる。
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■第１４～２０話
武者修行～地区大会。
櫂くんからのアイチくんへの評価が下がったり上がったり。
櫂との実力差を痛感するアイチ。闇堕ち爆弾の導火線が短くなる。
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■第２１・２２話
決勝大将戦、チームへの責任感でアイチの勝利志向が上がる。PSYクオリア発動。
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■第２３話
アイチ、レンと出会う。レンからPSYクオリアのイメージを植え付けられる？
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■第２４・２５話
ミサキさんトラウマ話。
櫂くん「やめたい奴はやめればいい」「過去なんて誰にでもある」発言で過去をにおわせる。
地味にそんなつもりじゃなかったけどごめんなさい話。
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■第２６話
櫂くん「一番弱い奴が抜けるだけ」発言で闇堕ち爆弾の導火線さらに短く。
櫂くん「チームQ4は棄権することになるがそれでもいいのか？」と、カムイは引き留めないけどアイチは引き留める。しかし聞いてもらえない！
とにかくアイチに戦ってほしい魂が加速しまくっている櫂くん。
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■第２７話
櫂、テツと再会。