リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
櫂くんのAC参戦予想をSS化しただけ\(^o^)/
セリフにやや修正入ってます。
セリフにやや修正入ってます。
「勝利者だけが知る、と言ったでしょう?」
上に立つ者だけに許された豪奢なソファに身を沈め、悠然と笑うタクトに、櫂は堂々と言い放った。
「レンには勝った!」
「そういう意味じゃねぇ!」
櫂の特攻にいきなりキャラを忘れたタクトを見つめつつ、レンはひとりごちる。
(まぁ、分かってて言ってるんでしょうけど)
櫂がここにいるのは、レンに勝ってタクトへのアポイントを取らせたからだ。そんなことをしなくても紹介はするとレンは言ったのだが、櫂は聞かなかった。
「……こほん。と、言いますか。むしろ何故Q4で出てないんです?」
「俺は正規メンバーじゃない。補欠だ」
「ゑ」
櫂の思考回路がさっぱり分からないらしく、あっさりと調子を崩すタクトに、レンが口添えする。
「僕も同じこと聞きましたけど、絶対言うこと聞きませんよ、この人」
「どういうことです!?」
「完全にお前の思惑で動くのは気に入らない。よってこちらからも条件を出させてもらう。俺に出場して ほ し か っ た ら 個 人 戦 を 作 れ 」
「何この上から目線!」
「お互い様だ」
「ラスボスが塔のてっぺんで待ってたら倒しに来てくれるのが主人公ってものじゃないですか!」
「主人公はアイチで俺じゃない」
タクトのメタ発言にも、櫂は全く動じずに切り返す。
「それに何も倒しに行かないとは言っていない。正面から行くのはつまらんから裏ルートを用意しろと言っているだけだ」
「そんなRPGユーザーの要望ハガキみたいな」
「なら大会出場に不満は無いがお前の敷いたレールに乗るのは嫌だ、と言えばいいか?」
「それ世間様一般では反抗期って言「16歳が反抗期で何が悪い」
(普通中学生くらいな気もしますけど)
そういえば光定くんも同い年でしたか、とどうでもいいことをレンは思い浮かべる。レンは知らないが大文字ゴウキも同い年だ。この世界の高校一年生は時空が乱れまくっている。
「さらに言えば、お前には以下の選択肢があった」
1.「招待状を自ら投げ捨てたのは君でしょう?君はもう負けているんですよ(嘲笑)」
2.「いいでしょう、君の願いをかなえてあげます。せいぜい頑張ってください(嘲笑)」
3.物理的に椅子を高い位置に設置する
「三つ目おかしいでしょう!?あなたなんとかしてのぼってきて胸倉つかむでしょう!?」
「確かにな。だがその反応……お前、ラスボスではないな」
「視聴者はみんな知ってるけどねぇ」
突然聞こえた第四の声に、櫂は心底嫌そうな視線を向けた。
「……貴様もいたのか」
「あらあら、嫌われちゃったわね」
櫂の険悪なムードをまったく意に介さないスイコに、レンもまた櫂の主観はどこ吹く風で笑顔で挨拶する。
「お久しぶりです」
「こんにちは。お元気そうで何よりです」
勝手に和やかな雰囲気をかもしだす二人は放置と決めて、櫂がタクトに向き直った。
「……まぁいい。どうやらやることは一つのようだな……」
「え?……え!?」
* * *
「タクトくん!約束通り本当のことを……って、櫂くん!?」
チームQ4と共にアジアサーキットを勝ち抜き、目的の人物の部屋を勢いよくあけたアイチを待っていたのは、タクトを足蹴にしつつ悠然と立ち尽くす櫂だった。
「遅かったな。さて、どちらが真実を知る資格があるか……勝負だ先導アイチ!!」
やたらと嬉々とした笑顔で、櫂はアイチに勝負を挑む。
「ここで負けたら聞けないの!?」
「それは勝利者が決めること!俺が勝ったら二人で全ての秘密とやらを聞くぞアイチ!!」
「まるで意味が分からんぞ!!」
地面に這いつくばったまま突っ込むタクト。
しかしやたらと楽しげな櫂に、櫂のいないチームQ4で戦ってきたアイチの気配がすぅっと闇に染まる。冷ややかな瞳が櫂を見下した。
「じゃあ僕が勝ったら君、蚊帳の外ね」
「俺はまた同じ失敗を繰り返したのか」
「自業自得というか」
冷静に突っ込むレンの声が聞こえているのかいないのか、数秒固まった後で櫂が気を取り直す。
「……いや!今回は勝利者云々言い出したのはタクトだからな!勝てば問題ない!」
「ここで責任転嫁!?」
(立ち直り早くなりましたね)
果たして櫂は闇アイチを倒して無事タクトから二人で真実を聞けるのか!?
つづかないっ!
+++
続いた
櫂「よく考えろアイチ!俺が一緒にいたところでどうせ誰かは押し出されて戦えないんだぞ?お前が抜けられない以上、葛木が男前のままか、戸倉が店員のままか。例えデッキを取り戻せても、本当の仲間は取り戻せない。お前はそれでいいのか!?」
アイチ「それは……でも……!」
櫂「お前に共に戦いたい仲間がいることは知っている。ならお前はそのために戦えばいい。俺は俺のために――お前と戦うためにここに来た!」
アイチ「櫂くん……!」
タクト「何故僕は踏まれないといけなかったんでしょう」
レン「悪ノリしすぎたんじゃないですか?」
初めてのヴァンガードファイトサーキット☆がどう見ても初めてのショップ大会☆リトライです本当にありがとうございました。葛木が男前のままってなんか凄い字面。
レン様が冷静なツッコミ要員になってるんですが57話や65話のお蔭で普段のレン様は結構クールなイメージなのでそういう感じです。
上に立つ者だけに許された豪奢なソファに身を沈め、悠然と笑うタクトに、櫂は堂々と言い放った。
「レンには勝った!」
「そういう意味じゃねぇ!」
櫂の特攻にいきなりキャラを忘れたタクトを見つめつつ、レンはひとりごちる。
(まぁ、分かってて言ってるんでしょうけど)
櫂がここにいるのは、レンに勝ってタクトへのアポイントを取らせたからだ。そんなことをしなくても紹介はするとレンは言ったのだが、櫂は聞かなかった。
「……こほん。と、言いますか。むしろ何故Q4で出てないんです?」
「俺は正規メンバーじゃない。補欠だ」
「ゑ」
櫂の思考回路がさっぱり分からないらしく、あっさりと調子を崩すタクトに、レンが口添えする。
「僕も同じこと聞きましたけど、絶対言うこと聞きませんよ、この人」
「どういうことです!?」
「完全にお前の思惑で動くのは気に入らない。よってこちらからも条件を出させてもらう。俺に出場して ほ し か っ た ら 個 人 戦 を 作 れ 」
「何この上から目線!」
「お互い様だ」
「ラスボスが塔のてっぺんで待ってたら倒しに来てくれるのが主人公ってものじゃないですか!」
「主人公はアイチで俺じゃない」
タクトのメタ発言にも、櫂は全く動じずに切り返す。
「それに何も倒しに行かないとは言っていない。正面から行くのはつまらんから裏ルートを用意しろと言っているだけだ」
「そんなRPGユーザーの要望ハガキみたいな」
「なら大会出場に不満は無いがお前の敷いたレールに乗るのは嫌だ、と言えばいいか?」
「それ世間様一般では反抗期って言「16歳が反抗期で何が悪い」
(普通中学生くらいな気もしますけど)
そういえば光定くんも同い年でしたか、とどうでもいいことをレンは思い浮かべる。レンは知らないが大文字ゴウキも同い年だ。この世界の高校一年生は時空が乱れまくっている。
「さらに言えば、お前には以下の選択肢があった」
1.「招待状を自ら投げ捨てたのは君でしょう?君はもう負けているんですよ(嘲笑)」
2.「いいでしょう、君の願いをかなえてあげます。せいぜい頑張ってください(嘲笑)」
3.物理的に椅子を高い位置に設置する
「三つ目おかしいでしょう!?あなたなんとかしてのぼってきて胸倉つかむでしょう!?」
「確かにな。だがその反応……お前、ラスボスではないな」
「視聴者はみんな知ってるけどねぇ」
突然聞こえた第四の声に、櫂は心底嫌そうな視線を向けた。
「……貴様もいたのか」
「あらあら、嫌われちゃったわね」
櫂の険悪なムードをまったく意に介さないスイコに、レンもまた櫂の主観はどこ吹く風で笑顔で挨拶する。
「お久しぶりです」
「こんにちは。お元気そうで何よりです」
勝手に和やかな雰囲気をかもしだす二人は放置と決めて、櫂がタクトに向き直った。
「……まぁいい。どうやらやることは一つのようだな……」
「え?……え!?」
* * *
「タクトくん!約束通り本当のことを……って、櫂くん!?」
チームQ4と共にアジアサーキットを勝ち抜き、目的の人物の部屋を勢いよくあけたアイチを待っていたのは、タクトを足蹴にしつつ悠然と立ち尽くす櫂だった。
「遅かったな。さて、どちらが真実を知る資格があるか……勝負だ先導アイチ!!」
やたらと嬉々とした笑顔で、櫂はアイチに勝負を挑む。
「ここで負けたら聞けないの!?」
「それは勝利者が決めること!俺が勝ったら二人で全ての秘密とやらを聞くぞアイチ!!」
「まるで意味が分からんぞ!!」
地面に這いつくばったまま突っ込むタクト。
しかしやたらと楽しげな櫂に、櫂のいないチームQ4で戦ってきたアイチの気配がすぅっと闇に染まる。冷ややかな瞳が櫂を見下した。
「じゃあ僕が勝ったら君、蚊帳の外ね」
「俺はまた同じ失敗を繰り返したのか」
「自業自得というか」
冷静に突っ込むレンの声が聞こえているのかいないのか、数秒固まった後で櫂が気を取り直す。
「……いや!今回は勝利者云々言い出したのはタクトだからな!勝てば問題ない!」
「ここで責任転嫁!?」
(立ち直り早くなりましたね)
果たして櫂は闇アイチを倒して無事タクトから二人で真実を聞けるのか!?
つづかないっ!
+++
続いた
櫂「よく考えろアイチ!俺が一緒にいたところでどうせ誰かは押し出されて戦えないんだぞ?お前が抜けられない以上、葛木が男前のままか、戸倉が店員のままか。例えデッキを取り戻せても、本当の仲間は取り戻せない。お前はそれでいいのか!?」
アイチ「それは……でも……!」
櫂「お前に共に戦いたい仲間がいることは知っている。ならお前はそのために戦えばいい。俺は俺のために――お前と戦うためにここに来た!」
アイチ「櫂くん……!」
タクト「何故僕は踏まれないといけなかったんでしょう」
レン「悪ノリしすぎたんじゃないですか?」
初めてのヴァンガードファイトサーキット☆がどう見ても初めてのショップ大会☆リトライです本当にありがとうございました。葛木が男前のままってなんか凄い字面。
レン様が冷静なツッコミ要員になってるんですが57話や65話のお蔭で普段のレン様は結構クールなイメージなのでそういう感じです。
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K玲(仮名)のハンドルで主にヴァンガードSSを投稿しています。日記に載せたのを後日修正転載が基本。
pixivからこのサイトにはリンク等を貼っていません。あんな大手SNSからこんなコアなサイトに直接飛べるようにする勇気無いです\(^o^)/
あと最近転載しているTwitterはpixivのプロフから飛べます。非公開中です。なんでそんなめんどくさいことしてるんだなんて聞かないであげてください。コミュニティごとに人格切り替えないとパニックになるタイプなんだよ!!(明らかに最初にpixivとHP切り離したのが敗因)
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