リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
65話でアイチモノローグ。たまにやる「なにがどうしてそうなった!?」補完妄想。
アイチくんの答えには櫂くんが必要不可欠だったはずだろおぉぉお!?っていうフラストレーション(笑)に突き動かされて妄想してたら、「俺とのファイトを思い出せ!!」をやたら持ち上げる仕様になりました\(^o^)/
追記:結構改定。想定の範囲内ですが自分がたいがい櫂厨であることを思い知る修正で泣けます\(^o^)/まだ引用とかざっかざかしてるので追加修正するかも。
アイチくんの答えには櫂くんが必要不可欠だったはずだろおぉぉお!?っていうフラストレーション(笑)に突き動かされて妄想してたら、「俺とのファイトを思い出せ!!」をやたら持ち上げる仕様になりました\(^o^)/
追記:結構改定。想定の範囲内ですが自分がたいがい櫂厨であることを思い知る修正で泣けます\(^o^)/まだ引用とかざっかざかしてるので追加修正するかも。
「聞け、先導アイチ。今そこにいるお前は、本当のお前じゃない!俺とのファイトを思い出せ、アイチ!!」
「今のアイチくんが本当じゃないなら、一体なんだって言うんです?力に飢えて誰よりも強さを求める、これこそ君の中に潜んでいた本当のアイチくんですよ。そう、この僕と同じにね」
本当の僕……
本当の僕って、どんな僕――?
Graduation
スイコさんに差し出された光と闇。僕にとっては、櫂くんとレンさんがその象徴だった。
僕自身で掴み取る強さへと導いてくれる光。
誰かから与えられる強さへと誘(いざな)う闇。
僕はそのどちらか一つを選べなかった。
あんなに強い櫂くんでさえ、レンさんには勝てなくて、願いを叶えることはできなかった。
傷ついた櫂くんを支えることさえできなくて、何かしたいのに、どうすればいいのか分からなくて。
櫂くんを倒したレンさんと、決勝で戦う。僕に勝てるんだろうかと不安に怯えながら――
「僕は……僕はあなたを許さない」
「久しぶりだね……ブラスター・ダーク。いよいよ君の攻撃だ。僕らの力で、レンさんに無力感を。そして……絶望を与えよう!」
――心の底では、何がなんでもレンさんに勝ちたかった。レンさんと同じ闇に落ちても。
だって、それくらいしか、君の友達としてできることが思いつかなかったんだ。
「聞け、先導アイチ。今そこにいるお前は、本当のお前じゃない!俺とのファイトを思い出せ、アイチ!」
PSYクオリアに魅入られた僕に挑んだ君とのファイト。
レンさんがくれたブラスター・ダークで戦う僕。
僕の手放したブラスター・ブレードで戦う君。
誰かに与えられた力にすがっても、君に認められたかった。
だけどそんな借り物の力では、君は認めてくれなかった。
その代わりに、あのファイトで君は教えてくれた。僕が持っていた本当の強さ――大切な仲間のために、挑戦する勇気。
レンさんの友達として戦った君の想いが、踏みにじられたことが悔しかった。
だけどそれでPSYクオリアに囚われれば、レンさんと同じになる――君の友達でいられない。
「力に飢えて誰よりも強さを求める、これこそ君の中に潜んでいた本当のアイチくんですよ。そう、この僕と同じにね」
そう、僕は知ってる。レンさんと同じ気持ち。どんな力を使ってでも勝ちたい気持ち。
レンさんが突きつけてくる僕の欲求。
櫂くんが教えてくれた僕の勇気。
どうしても勝ちたいんだ。
君が僕の友達だから――
“力に溺れ、ヴァンガードの本当の楽しさを忘れてしまったとしても、俺は信じている。お前の中には、あの頃のお前が眠っていると!”
“レン。こいつでお前を取り戻してみせる!”
“戻れ、あの頃のお前に!”
“レン!!”
――レンさんが、君の友達だから。
“僕のカードを、返して”
“お願いだよ、大切なカードなんだ”
“僕と戦ってくれますか”
“僕のイメージは本物だ!”
僕の本当の強さ、大切な仲間を取り戻すための勇気、仲間を信じる強さ――
「そうか、本当の僕は……!」
* * *
「光と影はひとつとなり、そして、真の力が生まれる!ライド!マジェスティ・ロードブラスター!」
君が信じたレンさんを僕も信じる。
どこかへ眠っているはずの本当のレンさん――僕の知らないレンさんへ、君の想いを届けたい。
だから僕は、闇を使うよ。
今のレンを打ち破るために、今のレンさんの強さも使う。
君がPSYクオリアを打ち破るために、僕の強さも一緒にイメージしていたように。
僕もイメージする。僕の強さ、君の強さ、レンさんの強さ。
「イメージしてください。互いを認める仲間同士が、助けあい、心を通じ合う姿を」
僕の大切な友達が、絆を取り戻せますように。
fin.
+++
アイチはPSYクオリアに「すがりついた」けど、レンはPSYクオリアに「支えられた」というのがアイチとレンの違いなのかなーとか。
漫画版櫂くんはPSYクオリアのシステムそのものがあんま好きじゃないみたいですが、アニメ櫂くんはPSYクオリアそのものというより、イメージに惑わされて「(誰かと一緒にいるという)楽しさを忘れる」のが駄目だと思ってるっぽいんですよね。闇レン様は「僕は(独りでも)愉しいです」って感じ。
レン様の「独りでも構わない」っていうのは完全に強がりですが、櫂くんは自覚してない()の中に気づくともうちょっと言葉が自由になる気がします…(笑)
追記:
さらに修正。いろいろ考えた結果こんな感じかなーと。
PSYクオリアを使えない櫂くんにはリアルにレンを取り戻す方法は無かったという無情な結論でもあり、そういう絶対的な壁を超えるために友達がいるんだよという絆の話でもあり。
他者と関わる中で矛盾するものを自分の中に抱えながら、その都度選択するしかないプロセスの中で、光と尊厳を選んで敗北と孤独をその身に受けた櫂くんと、闇と同胞を選んで勝利と過ちに手を染めたレンくんと、矛盾と想いを選んで櫂くんを癒しレンくんを赦し、絆を再建したアイチくんと。
なんていうかもう、言葉にならない。
「今のアイチくんが本当じゃないなら、一体なんだって言うんです?力に飢えて誰よりも強さを求める、これこそ君の中に潜んでいた本当のアイチくんですよ。そう、この僕と同じにね」
本当の僕……
本当の僕って、どんな僕――?
Graduation
スイコさんに差し出された光と闇。僕にとっては、櫂くんとレンさんがその象徴だった。
僕自身で掴み取る強さへと導いてくれる光。
誰かから与えられる強さへと誘(いざな)う闇。
僕はそのどちらか一つを選べなかった。
あんなに強い櫂くんでさえ、レンさんには勝てなくて、願いを叶えることはできなかった。
傷ついた櫂くんを支えることさえできなくて、何かしたいのに、どうすればいいのか分からなくて。
櫂くんを倒したレンさんと、決勝で戦う。僕に勝てるんだろうかと不安に怯えながら――
「僕は……僕はあなたを許さない」
「久しぶりだね……ブラスター・ダーク。いよいよ君の攻撃だ。僕らの力で、レンさんに無力感を。そして……絶望を与えよう!」
――心の底では、何がなんでもレンさんに勝ちたかった。レンさんと同じ闇に落ちても。
だって、それくらいしか、君の友達としてできることが思いつかなかったんだ。
「聞け、先導アイチ。今そこにいるお前は、本当のお前じゃない!俺とのファイトを思い出せ、アイチ!」
PSYクオリアに魅入られた僕に挑んだ君とのファイト。
レンさんがくれたブラスター・ダークで戦う僕。
僕の手放したブラスター・ブレードで戦う君。
誰かに与えられた力にすがっても、君に認められたかった。
だけどそんな借り物の力では、君は認めてくれなかった。
その代わりに、あのファイトで君は教えてくれた。僕が持っていた本当の強さ――大切な仲間のために、挑戦する勇気。
レンさんの友達として戦った君の想いが、踏みにじられたことが悔しかった。
だけどそれでPSYクオリアに囚われれば、レンさんと同じになる――君の友達でいられない。
「力に飢えて誰よりも強さを求める、これこそ君の中に潜んでいた本当のアイチくんですよ。そう、この僕と同じにね」
そう、僕は知ってる。レンさんと同じ気持ち。どんな力を使ってでも勝ちたい気持ち。
レンさんが突きつけてくる僕の欲求。
櫂くんが教えてくれた僕の勇気。
どうしても勝ちたいんだ。
君が僕の友達だから――
“力に溺れ、ヴァンガードの本当の楽しさを忘れてしまったとしても、俺は信じている。お前の中には、あの頃のお前が眠っていると!”
“レン。こいつでお前を取り戻してみせる!”
“戻れ、あの頃のお前に!”
“レン!!”
――レンさんが、君の友達だから。
“僕のカードを、返して”
“お願いだよ、大切なカードなんだ”
“僕と戦ってくれますか”
“僕のイメージは本物だ!”
僕の本当の強さ、大切な仲間を取り戻すための勇気、仲間を信じる強さ――
「そうか、本当の僕は……!」
* * *
「光と影はひとつとなり、そして、真の力が生まれる!ライド!マジェスティ・ロードブラスター!」
君が信じたレンさんを僕も信じる。
どこかへ眠っているはずの本当のレンさん――僕の知らないレンさんへ、君の想いを届けたい。
だから僕は、闇を使うよ。
今のレンを打ち破るために、今のレンさんの強さも使う。
君がPSYクオリアを打ち破るために、僕の強さも一緒にイメージしていたように。
僕もイメージする。僕の強さ、君の強さ、レンさんの強さ。
「イメージしてください。互いを認める仲間同士が、助けあい、心を通じ合う姿を」
僕の大切な友達が、絆を取り戻せますように。
fin.
+++
アイチはPSYクオリアに「すがりついた」けど、レンはPSYクオリアに「支えられた」というのがアイチとレンの違いなのかなーとか。
漫画版櫂くんはPSYクオリアのシステムそのものがあんま好きじゃないみたいですが、アニメ櫂くんはPSYクオリアそのものというより、イメージに惑わされて「(誰かと一緒にいるという)楽しさを忘れる」のが駄目だと思ってるっぽいんですよね。闇レン様は「僕は(独りでも)愉しいです」って感じ。
レン様の「独りでも構わない」っていうのは完全に強がりですが、櫂くんは自覚してない()の中に気づくともうちょっと言葉が自由になる気がします…(笑)
追記:
さらに修正。いろいろ考えた結果こんな感じかなーと。
PSYクオリアを使えない櫂くんにはリアルにレンを取り戻す方法は無かったという無情な結論でもあり、そういう絶対的な壁を超えるために友達がいるんだよという絆の話でもあり。
他者と関わる中で矛盾するものを自分の中に抱えながら、その都度選択するしかないプロセスの中で、光と尊厳を選んで敗北と孤独をその身に受けた櫂くんと、闇と同胞を選んで勝利と過ちに手を染めたレンくんと、矛盾と想いを選んで櫂くんを癒しレンくんを赦し、絆を再建したアイチくんと。
なんていうかもう、言葉にならない。
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