リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
これは1期と2期の間の話だと…しまった言ってなかった。
まぁそんなわけで、ちゃぶ台返し注意です\(^o^)/
まぁそんなわけで、ちゃぶ台返し注意です\(^o^)/
エピローグ
数日後、学校帰りに街のカードショップを訪れた櫂に、声をかけた少年がいた。
「あなたが凄く強いって聞いたんです。ファイトしてくれませんか?」
櫂には見覚えのない少年だった。全体的に色素の薄い小柄な外見に似合わず、挑戦的と言うよりも尊大な目で櫂を見つめる。年齢不詳とも正体不明とも言える雰囲気にかすかな違和感を感じながらも、櫂は一旦その思考を埒外に置いた。
「腕試しということか。いいだろう」
馴染んだかげろうのデッキをテーブルにセットする。
どんな未知の相手だろうと、怯む必要などないはずだった。
「「スタンドアップ!」」
「ザ!」
「「ヴァンガード!!」」
* * *
「全てを焼き尽くせ、黙示録の炎!」
ドラゴニック・オーバーロードの渾身の一撃にも、相手のヴァンガードが倒れ伏すことはなかった。
「この攻撃に耐えたか」
「その程度の攻撃で倒せるとでも思っていたんですか」
「何……」
これで決められると高をくくっていたつもりはないが、余裕に満ちた声に肌がざわつく。
想像以上のものが、目の前に姿を現すときの感覚。
「本当の闘いはこれからですよ?さぁ、見せてあげます。限界を突き破った先にある新世界を!」
「このカードは……!?」
少年がライドしたのは、《大いなる銀狼 ガルモール》。ゴールドパラディンという櫂の見知らぬクランを扱う少年――タクトのデッキの頂点に立つカードなのは一目瞭然だった。
だがタクトが言っているのは、そんなことではないのだろう。
「僕も君に興味があったんです。PSYクオリア能力者を導く先導者……PSYクオリアを持たない最強のヴァンガード」
「お前、まさか……!?」
少年の正体に、気づきかけたのもつかの間。
「君なら、この世界をどう戦い抜きますか?――リミットブレイク!!」
叩きつけられた力に、櫂は一瞬で魅了された。
そしてそのとき、全ての現実は夢と化した。
* * *
「……こんなところで立ち止まってもらっては困るんですよ、櫂トシキ。ここで終わる器ではないでしょう?」
それは独り言だった。惑星クレイを救うことを運命づけられた、とある存在の。
「それに……」
神とも魔とも呼びづらい、ひとつの人格の。
「……まだまだ、今の君にスイコは渡せませんよ?ト・シ・キ・くん」
年頃の娘を持つ父親紛いのタクトの言葉を、知る者は居ない。
LIMIT BREAK!!
+++
・……言い訳・
タクトは300歳越えのショタジジイ希望。…ああっ、石を投げないで!
このオチがやりたかったから完結まで走り切れたのは否めない。もちろん記憶喪失ENDのことじゃないです、トシキくん呼びエンドのことです。
櫂スイのタクトには是非櫂くんをいびり倒す義理の父親でいてほしいんです!!!櫂くんの父親でいてほしいんです!!!(待て今なんか)
櫂くんとスイコさん、とっても前途多難\(^o^)/
+++
・おまけ:3話没イメージ・
得点はまだ追いつけない。しかしコツを掴んだ実感で一息ついた櫂が、何の気なしにスイコの後ろ姿にもう一度目をやったとき。
「………」
奇跡的に絡みつかない長めのスカーフをはためかせ、すらりとした腕がゆったりとした袖口から覗く。どう見ても運動には適さない服装だという判断よりも先に、大きく開いた襟ぐりから背中の肩甲骨が惜しげも無く晒されていることに対して。
(……露出が高すぎないか?)
さっきまで全く気にならなかったことが気になってしまった。
+++
地の文が完全にブラフってどういうことなの。
あれ、どうしよう完全に惚れた。ってなって、え、これってここで公開情報にして大丈夫、え?ってなって、地の文をブラフに差し替えました。櫂くんの内心とは全く関係のない状況説明。誤誘導もいいところです。
単純に削ってもよかったんですが、間の関係上どうしても一文入れたいなぁここってなって思いついたのがあれだったんですけど…orz
小説の書き方がどうこうという以前に、特にCPもので視点がゆらゆらするのどうにかしたい/(^o^)\
三人称にはなりきれず、一人称には照れるお年頃なのだった…。
数日後、学校帰りに街のカードショップを訪れた櫂に、声をかけた少年がいた。
「あなたが凄く強いって聞いたんです。ファイトしてくれませんか?」
櫂には見覚えのない少年だった。全体的に色素の薄い小柄な外見に似合わず、挑戦的と言うよりも尊大な目で櫂を見つめる。年齢不詳とも正体不明とも言える雰囲気にかすかな違和感を感じながらも、櫂は一旦その思考を埒外に置いた。
「腕試しということか。いいだろう」
馴染んだかげろうのデッキをテーブルにセットする。
どんな未知の相手だろうと、怯む必要などないはずだった。
「「スタンドアップ!」」
「ザ!」
「「ヴァンガード!!」」
* * *
「全てを焼き尽くせ、黙示録の炎!」
ドラゴニック・オーバーロードの渾身の一撃にも、相手のヴァンガードが倒れ伏すことはなかった。
「この攻撃に耐えたか」
「その程度の攻撃で倒せるとでも思っていたんですか」
「何……」
これで決められると高をくくっていたつもりはないが、余裕に満ちた声に肌がざわつく。
想像以上のものが、目の前に姿を現すときの感覚。
「本当の闘いはこれからですよ?さぁ、見せてあげます。限界を突き破った先にある新世界を!」
「このカードは……!?」
少年がライドしたのは、《大いなる銀狼 ガルモール》。ゴールドパラディンという櫂の見知らぬクランを扱う少年――タクトのデッキの頂点に立つカードなのは一目瞭然だった。
だがタクトが言っているのは、そんなことではないのだろう。
「僕も君に興味があったんです。PSYクオリア能力者を導く先導者……PSYクオリアを持たない最強のヴァンガード」
「お前、まさか……!?」
少年の正体に、気づきかけたのもつかの間。
「君なら、この世界をどう戦い抜きますか?――リミットブレイク!!」
叩きつけられた力に、櫂は一瞬で魅了された。
そしてそのとき、全ての現実は夢と化した。
* * *
「……こんなところで立ち止まってもらっては困るんですよ、櫂トシキ。ここで終わる器ではないでしょう?」
それは独り言だった。惑星クレイを救うことを運命づけられた、とある存在の。
「それに……」
神とも魔とも呼びづらい、ひとつの人格の。
「……まだまだ、今の君にスイコは渡せませんよ?ト・シ・キ・くん」
年頃の娘を持つ父親紛いのタクトの言葉を、知る者は居ない。
LIMIT BREAK!!
+++
・……言い訳・
タクトは300歳越えのショタジジイ希望。…ああっ、石を投げないで!
このオチがやりたかったから完結まで走り切れたのは否めない。もちろん記憶喪失ENDのことじゃないです、トシキくん呼びエンドのことです。
櫂スイのタクトには是非櫂くんをいびり倒す義理の父親でいてほしいんです!!!櫂くんの父親でいてほしいんです!!!(待て今なんか)
櫂くんとスイコさん、とっても前途多難\(^o^)/
+++
・おまけ:3話没イメージ・
得点はまだ追いつけない。しかしコツを掴んだ実感で一息ついた櫂が、何の気なしにスイコの後ろ姿にもう一度目をやったとき。
「………」
奇跡的に絡みつかない長めのスカーフをはためかせ、すらりとした腕がゆったりとした袖口から覗く。どう見ても運動には適さない服装だという判断よりも先に、大きく開いた襟ぐりから背中の肩甲骨が惜しげも無く晒されていることに対して。
(……露出が高すぎないか?)
さっきまで全く気にならなかったことが気になってしまった。
+++
地の文が完全にブラフってどういうことなの。
あれ、どうしよう完全に惚れた。ってなって、え、これってここで公開情報にして大丈夫、え?ってなって、地の文をブラフに差し替えました。櫂くんの内心とは全く関係のない状況説明。誤誘導もいいところです。
単純に削ってもよかったんですが、間の関係上どうしても一文入れたいなぁここってなって思いついたのがあれだったんですけど…orz
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K玲(仮名)のハンドルで主にヴァンガードSSを投稿しています。日記に載せたのを後日修正転載が基本。
pixivからこのサイトにはリンク等を貼っていません。あんな大手SNSからこんなコアなサイトに直接飛べるようにする勇気無いです\(^o^)/
あと最近転載しているTwitterはpixivのプロフから飛べます。非公開中です。なんでそんなめんどくさいことしてるんだなんて聞かないであげてください。コミュニティごとに人格切り替えないとパニックになるタイプなんだよ!!(明らかに最初にpixivとHP切り離したのが敗因)
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