リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
発売当時手が出なかったスレイヤーズVSオーフェン復刊!
面白かったのでつらつらと雑感です。面白かったけど物足りなさ満載です。さあ当時の完全限定版を探しに古本屋行こうかってレベル。
面白かったのでつらつらと雑感です。面白かったけど物足りなさ満載です。さあ当時の完全限定版を探しに古本屋行こうかってレベル。
スレイヤーズとオーフェンと言えば、私の十代を担う二大ファンタジーと言って差し支えありません世代がバレますがとうにバレていると思うので気にしないことにします。
リナ(15)は盗賊殺し(ロバーズ・キラー)ってあだ名されてるのが冗談でもなんでもなく人殺し経験あるんだけどオーフェン(20?)は暗殺者としての技術を叩き込まれながらも物語終盤まで人は殺したことないっていうのがそういえばそうなんだけど改めてそう打ち出されると「ほおお……」って感じでした。
草河さん絵ナーガからにじみ出る「こんな人外描けませんし…」感(※目がイッちゃってるvv)とか逆にあらいずみさん絵の「キース?こういう感じよね!」感とかも面白かったです。あ、あらいずみさんはオーフェン作画がキレてたかもvvv草河さんはかなり写実的なイラストを描かれる方なんですよね。あらいずみさんも最初のころはまだ重厚さというか肉感があるんですが、こちらは完全にアニメ絵に転向されたので違いが際立ちます。
そしてガウリイが常識人でした。確かに原作ガウリイはボケはかますものの、設定上アニメより数段知的だったりはするんですけど、草河さん絵でも違和感なく描かれてたのがその証拠に思えました(笑)
本編が描き下ろし、ギャグ外伝が雑誌連載っていうスタイルも全く同じだったので(この辺はスレイヤーズが確立してフルメタなんかも踏襲してるわけですが)バラバラに読んでるとそんなに感じなかったんですが、改めてオーフェンの世界観ってかなり現代日本ちっくだなぁと。風呂があったり警察があったり、東部と西部がどう見ても関東と関西だとは思ってたんですが、ここまで「ファンタジーなのは見た目だけ」とは思いませんでした。
一番笑ったのはリナ提案でリナとオーフェンが「今まで食べたもののなかで一番ぜーたくな食事」をお互いに交換するシーン。オーフェンは特売じゃない定価の桃缶。缶詰を知らないリナ。リナは当然のようにごちそう出すんだけど、人格破壊されるほど衝撃受けるオーフェンvv
オーフェンの食生活ってそのレベルだったのか…みたいな。確かに言われてみれば無謀編は貧乏人だし月一で特売してる桃缶があまりに愛しすぎて三か月前から夢に見るから今では毎日三回桃缶の夢見るとかそういう話あるんですけど。
リナの世界はガラス製の温室見て「これがっ、これが伝説の温室…!」って感動するレベルの文明設定、オーフェンは…よくわかんないけど、少なくともリナの世界にはたぶん「銃」が無いんですよね。オーフェンの世界にはある。リナ世界は魔法が便利すぎて銃を作ろうって発想にならないのかもしれないけど…というか、そういう話を超巨大あとがきでしてたような??
スレイヤーズもオーフェンも、魔法or魔術のシステムっていうのが世界観を担ってるし物語にもすごく深く関わってて。魔術観も違えば死生観も違う、それが同じ世界に降り立つことで、二つの作品の違いがおそろしいまでに際立つ合作でした。だからこそ……
……限定版についてた合作の裏話!!読みたい!!
その全く違う世界観から出てきたキャラクターを同じ世界で動かすために、はっきり言ってしまえば相当無茶してると思うんですよこの話!(笑)
そこまで無茶な企画だからこそ、これはどう考えても裏話とかあとがきとかあって初めて完成する気がするんです!!なんで本編しか復刊しなかったんだよいや限定版って銘打ったからだっていうのはわかるけど!!(笑)
言葉がシステムとして機能するスレイヤーズの魔法、言葉遊びでワードそれ自体に共通の意味がないオーフェンの魔術(バベルの塔崩壊後ですね)、そしてコンピュータ・プログラムの理屈でできてるスクラップド・プリンセスの魔法に続いていくわけですが。SFロボットものになりますがフルメタル・パニック!までが私の知ってるファンタジア文庫ですね。妹が読んでた伝勇伝以降まったく分からない…。(蛇足ですがセイバーマリオネットJは本編読破してます・笑)
しかしやはり「呪文が分かればある程度は誰でも使える」スレイヤーズの魔法は実は異質だったような気がしないでもないです。確かに魔力がなければ上位呪文は使えないんだけど、その呪文も理屈自体は誰でも使える下位呪文と同じ、っていう。(でも原則を把握してれば呪文の改良もできる、ってあたり、やっぱり一部はコンピュータプログラムの理屈なのかもしれない)
ラノベからファンタジーが消えるまで(または現れて去るまで)、みたいな系譜考察とか面白いかもしれない、と思ったりします。ニコニコニュースで某『俺の教室にハルヒはいない』のあらすじ読んだ最初の感想が「ハルヒにもキョンにも共感しないような人がラノベ読んだり書いたりする時代なのか……」だった私(爆)
共感しない、と言うと変かもしれないですが、そもそもハルヒシリーズも、キョンの視点で見るからハルヒのまわりはおかしい非日常がいっぱいに見えるけど、あれハルヒ自身の視点ではまったく平凡な日常が展開してるはずなんですよね。…ですよね?なんだかんだTVアニメ一期見た以外は本編ほとんど知らなくて、レビューやツガノガク版の漫画読んでるくらいなんですが。
みたいなことを延々語りたくなる復刊でした。だれか限定版読ませてください(笑)
リナ(15)は盗賊殺し(ロバーズ・キラー)ってあだ名されてるのが冗談でもなんでもなく人殺し経験あるんだけどオーフェン(20?)は暗殺者としての技術を叩き込まれながらも物語終盤まで人は殺したことないっていうのがそういえばそうなんだけど改めてそう打ち出されると「ほおお……」って感じでした。
草河さん絵ナーガからにじみ出る「こんな人外描けませんし…」感(※目がイッちゃってるvv)とか逆にあらいずみさん絵の「キース?こういう感じよね!」感とかも面白かったです。あ、あらいずみさんはオーフェン作画がキレてたかもvvv草河さんはかなり写実的なイラストを描かれる方なんですよね。あらいずみさんも最初のころはまだ重厚さというか肉感があるんですが、こちらは完全にアニメ絵に転向されたので違いが際立ちます。
そしてガウリイが常識人でした。確かに原作ガウリイはボケはかますものの、設定上アニメより数段知的だったりはするんですけど、草河さん絵でも違和感なく描かれてたのがその証拠に思えました(笑)
本編が描き下ろし、ギャグ外伝が雑誌連載っていうスタイルも全く同じだったので(この辺はスレイヤーズが確立してフルメタなんかも踏襲してるわけですが)バラバラに読んでるとそんなに感じなかったんですが、改めてオーフェンの世界観ってかなり現代日本ちっくだなぁと。風呂があったり警察があったり、東部と西部がどう見ても関東と関西だとは思ってたんですが、ここまで「ファンタジーなのは見た目だけ」とは思いませんでした。
一番笑ったのはリナ提案でリナとオーフェンが「今まで食べたもののなかで一番ぜーたくな食事」をお互いに交換するシーン。オーフェンは特売じゃない定価の桃缶。缶詰を知らないリナ。リナは当然のようにごちそう出すんだけど、人格破壊されるほど衝撃受けるオーフェンvv
オーフェンの食生活ってそのレベルだったのか…みたいな。確かに言われてみれば無謀編は貧乏人だし月一で特売してる桃缶があまりに愛しすぎて三か月前から夢に見るから今では毎日三回桃缶の夢見るとかそういう話あるんですけど。
リナの世界はガラス製の温室見て「これがっ、これが伝説の温室…!」って感動するレベルの文明設定、オーフェンは…よくわかんないけど、少なくともリナの世界にはたぶん「銃」が無いんですよね。オーフェンの世界にはある。リナ世界は魔法が便利すぎて銃を作ろうって発想にならないのかもしれないけど…というか、そういう話を超巨大あとがきでしてたような??
スレイヤーズもオーフェンも、魔法or魔術のシステムっていうのが世界観を担ってるし物語にもすごく深く関わってて。魔術観も違えば死生観も違う、それが同じ世界に降り立つことで、二つの作品の違いがおそろしいまでに際立つ合作でした。だからこそ……
……限定版についてた合作の裏話!!読みたい!!
その全く違う世界観から出てきたキャラクターを同じ世界で動かすために、はっきり言ってしまえば相当無茶してると思うんですよこの話!(笑)
そこまで無茶な企画だからこそ、これはどう考えても裏話とかあとがきとかあって初めて完成する気がするんです!!なんで本編しか復刊しなかったんだよいや限定版って銘打ったからだっていうのはわかるけど!!(笑)
言葉がシステムとして機能するスレイヤーズの魔法、言葉遊びでワードそれ自体に共通の意味がないオーフェンの魔術(バベルの塔崩壊後ですね)、そしてコンピュータ・プログラムの理屈でできてるスクラップド・プリンセスの魔法に続いていくわけですが。SFロボットものになりますがフルメタル・パニック!までが私の知ってるファンタジア文庫ですね。妹が読んでた伝勇伝以降まったく分からない…。(蛇足ですがセイバーマリオネットJは本編読破してます・笑)
しかしやはり「呪文が分かればある程度は誰でも使える」スレイヤーズの魔法は実は異質だったような気がしないでもないです。確かに魔力がなければ上位呪文は使えないんだけど、その呪文も理屈自体は誰でも使える下位呪文と同じ、っていう。(でも原則を把握してれば呪文の改良もできる、ってあたり、やっぱり一部はコンピュータプログラムの理屈なのかもしれない)
ラノベからファンタジーが消えるまで(または現れて去るまで)、みたいな系譜考察とか面白いかもしれない、と思ったりします。ニコニコニュースで某『俺の教室にハルヒはいない』のあらすじ読んだ最初の感想が「ハルヒにもキョンにも共感しないような人がラノベ読んだり書いたりする時代なのか……」だった私(爆)
共感しない、と言うと変かもしれないですが、そもそもハルヒシリーズも、キョンの視点で見るからハルヒのまわりはおかしい非日常がいっぱいに見えるけど、あれハルヒ自身の視点ではまったく平凡な日常が展開してるはずなんですよね。…ですよね?なんだかんだTVアニメ一期見た以外は本編ほとんど知らなくて、レビューやツガノガク版の漫画読んでるくらいなんですが。
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