リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
サイバー流ストラクが出るという噂を小耳にはさんだのは結構前なのですが最初よくわからなくてスルーしてて、サイバー・ドラゴン・ノヴァっていう話を聞いて「え?」ってなって情報を検索して、ようやく「(社長ストラクに留まらず)サイバー流ストラクチャーデッキが出る」という事実を認識した架霜です。私最近ぼーっとしすぎじゃないかな!?
サイバー・エンドは収録されないっぽいですが、それでもサイドラ・ツヴァイ、エルタニン、新規のドライが入ってて、しかも超融合まで!!亮と十代でイメージが膨らんでしまいます(笑)
さらに別件でサイバネティック・フュージョン・サポートがOCG化されるそうで。野に散ったサイバー流門下生を結集するつもりなんですねわかります。遊戯王大丈夫か…戦略があざとくてちょっと心配(^_^;)
以下、記念にCGIと共に消えたSSのうちの一本を脳内サルベージした断片を置いておきます。オチが吹亮だった覚えはあるんですが、どう締めたのか忘れました。そういえば双璧誕生日もうすぐ…!
サイバー・エンドは収録されないっぽいですが、それでもサイドラ・ツヴァイ、エルタニン、新規のドライが入ってて、しかも超融合まで!!亮と十代でイメージが膨らんでしまいます(笑)
さらに別件でサイバネティック・フュージョン・サポートがOCG化されるそうで。野に散ったサイバー流門下生を結集するつもりなんですねわかります。遊戯王大丈夫か…戦略があざとくてちょっと心配(^_^;)
以下、記念にCGIと共に消えたSSのうちの一本を脳内サルベージした断片を置いておきます。オチが吹亮だった覚えはあるんですが、どう締めたのか忘れました。そういえば双璧誕生日もうすぐ…!
とわずがたり
凪いだ海に突き出る白いコンクリート。その先に立つ灯台の下に、探していた人物の後ろ姿を見つけて、吹雪はそちらへと歩いていく。気配に気づいた彼はかすかに振り返って、吹雪だとわかると何も言わずに視線を海へと戻した。彼――今はヘルカイザーを名乗る亮は、少し前のデュエルで感じた鋭さが嘘のように、今にも消えてしまいそうな儚さを纏っている。
「久しぶり……っていうのも変かな。……デュエルに勝っても、あんまり嬉そうじゃないよね」
そう言って吹雪は、亮と同じように広がる海を見つめる。
不意に、穏やかな波音に、まぎれそうな声で亮が呟く。
「……わかっては、いたんだ」
どうしてかその声は、どこまでも透明だった。
「純粋な勝利に……純粋なだけの勝利に、意味などない。だが、オレは……。……アカデミアの名誉も、十代の誇りも、自分のプライドも。何一つ守れなかった自分が許せなかった。……オレはオレの弱さが、どうしても許せなかった」
問わず語りに吐露されたそれは、亮の懺悔だ。亮が初めてプロリーグで喫した敗北。デュエル・アカデミアの新入生でもあったエド・フェニックスは、明らかに学園の先輩である亮を――アカデミアを見下していた。そして、十代に敵意を抱いていた。
何故そこまで背負うのかと、誰も君を責めてなどいないと、そんなことは本人が一番よく知っているのだろう。亮が守れなかったものは十代本人が守った。十代と和解した今のエドは、アカデミアを見下していたことさえ覚えていないかもしれない。亮が『アカデミアのカイザー』として果たすべき役割は、とうに十代に継承されていて――だから亮には、『カイザー』として雪辱を果たす意味さえ、残ってはいなかった。
凪いだ海に突き出る白いコンクリート。その先に立つ灯台の下に、探していた人物の後ろ姿を見つけて、吹雪はそちらへと歩いていく。気配に気づいた彼はかすかに振り返って、吹雪だとわかると何も言わずに視線を海へと戻した。彼――今はヘルカイザーを名乗る亮は、少し前のデュエルで感じた鋭さが嘘のように、今にも消えてしまいそうな儚さを纏っている。
「久しぶり……っていうのも変かな。……デュエルに勝っても、あんまり嬉そうじゃないよね」
そう言って吹雪は、亮と同じように広がる海を見つめる。
不意に、穏やかな波音に、まぎれそうな声で亮が呟く。
「……わかっては、いたんだ」
どうしてかその声は、どこまでも透明だった。
「純粋な勝利に……純粋なだけの勝利に、意味などない。だが、オレは……。……アカデミアの名誉も、十代の誇りも、自分のプライドも。何一つ守れなかった自分が許せなかった。……オレはオレの弱さが、どうしても許せなかった」
問わず語りに吐露されたそれは、亮の懺悔だ。亮が初めてプロリーグで喫した敗北。デュエル・アカデミアの新入生でもあったエド・フェニックスは、明らかに学園の先輩である亮を――アカデミアを見下していた。そして、十代に敵意を抱いていた。
何故そこまで背負うのかと、誰も君を責めてなどいないと、そんなことは本人が一番よく知っているのだろう。亮が守れなかったものは十代本人が守った。十代と和解した今のエドは、アカデミアを見下していたことさえ覚えていないかもしれない。亮が『アカデミアのカイザー』として果たすべき役割は、とうに十代に継承されていて――だから亮には、『カイザー』として雪辱を果たす意味さえ、残ってはいなかった。
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K玲(仮名)のハンドルで主にヴァンガードSSを投稿しています。日記に載せたのを後日修正転載が基本。
pixivからこのサイトにはリンク等を貼っていません。あんな大手SNSからこんなコアなサイトに直接飛べるようにする勇気無いです\(^o^)/
あと最近転載しているTwitterはpixivのプロフから飛べます。非公開中です。なんでそんなめんどくさいことしてるんだなんて聞かないであげてください。コミュニティごとに人格切り替えないとパニックになるタイプなんだよ!!(明らかに最初にpixivとHP切り離したのが敗因)
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