リスペクト公式、と言いつつBL・GL妄想上等の色々無節操なのでカオス注意。
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レン様がカトルナイツに誘われたの断ったシーンがモナサンアイチVSゴルパラレンみたいな感じだったのであえてダークにブラダクアイチVSシャドパラレン様っぽく殴り書いてみたらタイトルがゴルパラレンちゃんになった。な、何を言っているのか分からねーと思うが(ry
勢いなので本編ろくに見直さずに書いてますすみません。
タイトルのわりにイメージソングはGet back yourselfというかあのEDのアイチのイメージをレン様でやった感じだったりとかもします。


 カトルナイツとして自分を封印し、世界を守るのに力を貸してほしい。櫂は止めるだろうし巻き込みたくない。アイチにそう告げられて、レンはこう返した。
「なるほど? つまり君はこう言いたいわけですか」
 す、と鋭くなった空気を感じて、彼のチームメイトならこう評しただろう。「あのモードのレン様」と。
「シャドウパラディンの使い手の僕なら、世界を守るために君を犠牲にすることも、仲間達を守るために僕自身や記憶――絆を犠牲にすることも厭わないだろう、と」
 喉元に冷ややかな切っ先を感じたまま、アイチも同じ温度で答える。
「……ええ」
 刹那のにらみ合い。影の騎士二人の間で交わされた、一瞬の緊張状態。
 それはレンの破顔でかき消される。
「半分正解で半分外れです」
「レンさん」
 戸惑うように名前を呼ぶ声は嫌いではない。それくらい分かるだろうにと、レンも困ったように笑う。
「僕はそれと同じように、君を守るために世界を危険に晒すことだってできるんですよ」
「あ……」
 レンが言いたいことに気付いたのか、申し訳なさそうな顔でアイチが言葉に詰まる。そんなアイチに、レンは悲しげに言った。
「これ以外の方法を、探してみようとは思いませんでしたか?」
「……時間が無いんです。こうしている間にも、シードは成長を続けている……」
 アイチの選択自体を変えることは、レンにはできそうになかった。アイチがレンの選択を、変えられないように。
「……仕方ありませんね。というわけで、君には悪いですがこの話はお断りします。僕はシャドウパラディンとして、君も世界も危険に晒させてもらいますよ。諦めないためにね」
「……分かりました」
 今のレンもまた、そう言って去っていくアイチの背中を見送るしかない。けれど――
(PSYクオリアに生身で立ち向かい、リンクジョーカーにも御しきれなかった櫂の記憶が、アイチくんに消せるとは思えない。櫂はジョーカー。ババ抜きならリスク、ポーカーなら切り札(エース)。ワイルドカードの使用が認められれば、ですけど。僕はプレイヤーか……それとも、札の一枚か)
 そこまで考えて、レンはふっと笑った。
「……先が見えないから面白い、ですよね? 櫂」
 アイチはファイトテーブルについた。始まるのは一つの挑戦。レンはまだ分の悪い手札と言わざるを得ないけれど――
「楽しいファイトにしましょう? アイチくん、櫂、そして皆。……行きますよ」
 スタンドアップ・ザ・ヴァンガード。心でそう、ファイトの開始を宣言した。

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K玲(仮名)のハンドルで主にヴァンガードSSを投稿しています。日記に載せたのを後日修正転載が基本。
pixivからこのサイトにはリンク等を貼っていません。あんな大手SNSからこんなコアなサイトに直接飛べるようにする勇気無いです\(^o^)/
あと最近転載しているTwitterはpixivのプロフから飛べます。非公開中です。なんでそんなめんどくさいことしてるんだなんて聞かないであげてください。コミュニティごとに人格切り替えないとパニックになるタイプなんだよ!!(明らかに最初にpixivとHP切り離したのが敗因)

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