PSY能力者と普通の人のデータが取りたいTRPGその１

いざRP始めたらレン様がものすごくかわいそうなことに＼(^o^)／
これ続きに不安しかないよ！？

スイコ「とある日の夜更け、探索者達は完成したばかりの都道通称〈四鬼ライン〉を車で走行しているわ。旅行や出張の帰り道、理由はなんでもいいんだけれど、何かあるかしら？」
三和「車で乗れる関係ってこれのことだな？」
スイコ「ええ」
三和「んじゃ、エイタの運転だよな。みんなで旅行の帰り道ってとこか。このメンツで旅行っていうと……遺跡めぐりと海方面、どっちだ？」
櫂「……海でどうだ？　考古学が推奨ということは、遺跡はこれから嫌というほど味わえそうだからな」
三和「確かに（苦笑）」
レン「トキヤとアキトは引きこもりがちでレキはアンニュイ、言い出したのは三星でしょうか？」
三和「（雀ヶ森は三星呼びなのか）エイタの発案でいいぜ。「トキヤ、研究室に引きこもってばかりいないで、たまには誰かと旅行とか行こうぜ」って感じで持ちかけて、トキヤに場所選ばせた」
櫂「ならトキヤは、迷った末に「……海でいいなら」と答えるな。「でも、誰かとって、誰と？」と返す。旅行に行けるほど親しい相手はそんなにいないだろう」
三和「「天道や住之江なんてどうだ？　住之江は海行きたがりそうだし」って言うかな。もう四人は知り合いってことでいいだろ」
櫂「「レキくんと！？」　大袈裟に驚く」
三和「大げさなのか。「そんな驚くなよ」」
櫂「「レキくんまだ高校生だし……」などとあたふたしている」
三和「あたふたするのか！？　「お前何に連れて行く気だよ」」
櫂「美形な上、七歳年下からぬいぐるみをもらったことで、トキヤは引け目というほどじゃないがレキには尊敬や憧れのようなものを抱いている。レキの名誉を傷つけるようなことはできないと思っているぞ」
レン（櫂のRPに耐えられるか不安になってきました）
櫂「「旅行でしょ？　友達同士の……」　友達、という時点で恐れ多いと思っている様子だな」
三和「（美形と美形好きが噛み合ったの、やっぱり事故だったんじゃ……）今気づいたけど、お前その口調で行くのか」
櫂「人見知りだからな。一人称は「僕」で丁寧語寄りだ」
三和「なんか、アイチみたいだな（笑）」
アイチ「僕？」
櫂「！　……参考にしたつもりはなかったが……確かにそうだな」
アイチ「うぇっ！？」
櫂「気に入らないか？」
アイチ「そんなことないよ！！　ただ、ちょっと恥ずかしいかな……」
櫂「そうか。これもキャラ付けだ、悪いが我慢してくれ」
アイチ「うん」
三和「「お前もほんと重症だよな……まあそういうことだよ。友達なんだからいいだろ？　あいつ海誘ったら喜ぶんじゃないか？」」
櫂「「喜んでくれるかな……。わかった、誘ってみるよ」　あまり長く続けてもキリがないだろう。後日レキに海に行こうと誘いをかける」
レン「……。……「いいの？」　海に行く機会なんてそうないでしょうから、確かに喜ぶでしょうね。アキトと一緒なら安心でしょうし」
櫂（……？　今の間はなんだ？　RPを考えていただけか……？）
三和「あ、アキトのほうはエイタが誘うな。レキも誘いたいからお前もどうだって感じで」
アイチ「アキトは、そういうことなら二つ返事かな。従兄弟のレキのことは面倒見ないとって思うし、和装の自分と仲良くしてくれる先輩って結構貴重だと思うんだ。「行かせて頂きます」って言うよ」
三和「こっちは武士口調か？」
アイチ「そこまでじゃないんだけど……見た目からマインドコントロールしてるからこうなるかなって（苦笑）」

コーリン「話は整ったようね。それじゃ、探索者達は海に旅行に行った帰り道よ。持ち物はあるかしら？」
三和「俺から行こうか。運転してるから免許証、財布、水着とか着替えとか普通の旅行かばんに入ってるもの……具体的には歯ブラシとかお風呂セットとかか？　あとジャケットのポケットには携帯用の200mlペットの水とかカロリーメイト一箱、絆創膏・包帯・ガーゼ・消毒液・ピンセットが入った救急セットを常備してる。職業病ってやつだ。あと学生証も持ってるかな。それからスマホ？」
レッカ「むむ～ちょっと都合良すぎるけど設定上矛盾しないから許可するしかないね」
三和「サンキュー！」
櫂「トキヤは……財布、学生証、水着、着替え等、スマホ、このあたりはエイタと同じだな。海に行くからサンプルを採取するためのフタ付き容器も持っている。泳ぎに行くつもりだから使っているとは限らないが。それからヒトデのぬいぐるみ」
アイチ「ぬいぐるみ……」
櫂「泊まりがあるたびに持っていくお気に入りのぬいぐるみがある。レキのイルカは家で大事に飾られているぞ」
レン「なんでそこフォローしたんですか？」
櫂「……そのイルカを持っていくか迷った。ただ専門はヒトデな上、レキはぬいぐるみが見えるように持ち歩いていたはずだから、携帯できるほど小さくもないと判断したからだが……」
レン「そうですか（そっぽを向く）」
櫂（機嫌が悪いな、さっきからなんなんだ……？）
レン「……それじゃ、レキも防水性能高めのスマホ、財布、水着と着替え一式の入った旅行かばんに学生証。暇つぶし用にデジタルの音楽プレーヤーとかもですかね？　あ、言い忘れてましたがビジュアルイメージはSTV主人公の一人、鳴神アキです。実は好きなものがあるアンニュイな子、って聞いてイメージ固まっちゃったんですよ。この子、ヘッドフォンとか似合いそうじゃありません？」
三和「あー確かに……」
レン「せっかくの愛用防具ですが、旅行はさすがに私服ですかね。信用の高い制服でプライベートというのも逆に面倒なことになりそうですし。パーカーとかのラフな感じですよ」
アイチ「ビジュアルイメージかあ……オールバックで自信に溢れた表情っていうから、黒髪の長髪をイメージしてるよ。剣道着がすごく似合いそうだけど、普段着てるのは剣道着じゃなくて袴です。剣道着は本当に剣道やるとき用って感じかな」
三和「どう転んでも似てない従兄弟だな……（苦笑）」
アイチ「まあ、従兄弟だから似てなくてもいいかなって（苦笑）　最後にアキトの持ち物いくね。海だけどやっぱり袴で、木刀も持ってます。　スマホは……むしろガラケーかな？　財布と学生証、水着と着替え……。和歌についての文庫本を何冊か持ってるよ」
コーリン「持ち物はそのくらいでいいかしら？」
アイチ「うん」
コーリン「それじゃ、進みましょう」

スイコ「まず初めに、全員〈歴史〉でロールしてちょうだい」
アイチ「技能持ちは僕だけだね」
櫂「歴史の初期値は20だ、当たる可能性はそこそこだな。振ろう」

トキヤ：歴史（20）　35（失敗）
エイタ：歴史（20）　67（失敗）
アキト：歴史（45）　69（失敗）
レキ：歴史（20）　85（失敗）

アイチ「で、出目が大きい……」
レン「ファンブルしなかっただけよしとしましょう」
三和「お前一番危なかったもんな」
スイコ「そんなに重要な情報じゃないから安心して。それじゃ、みんなはこのあたりには鬼にまつわる言い伝えがある、ってことだけがわかるわ」
櫂（〈四鬼ライン〉……名前にまつわる情報か何かがあったか？）
レン（取り逃して痛い情報ではなさそうですね）

三和「夜更けってことは渋滞かなんかで予定より遅くなったのかもな。エイタは、他のやつは寝てていいからって言うと思うな」
レン「なら、レキは寝てるでしょうね。高校生ですし」
櫂「トキヤは……寝ているな。海で相当はしゃいだ結果かなり体力を消耗している。エイタを信頼して素直に休むことにした」
アイチ「アキトは先輩だけに起きててもらうわけにいかないからって起きてるよ」
コーリン「それなら、そんなエイタとアキトの前で道路が急に切れて、旧道への迂回路が現れるわ。〈考古学〉で振ってみて」
三和「よしきた！」
アイチ「僕は初期値……って、考古学は1％しかないんだね（汗）　振るだけ振るよ」

エイタ：考古学（60）　69（失敗）
アキト：考古学（1％）　53（失敗）

三和「……なあ、早速ダイス呪われてないか？」
櫂「どうだろうな……」
コーリン「なら、なんで迂回路があるのかはわからなかったわね」