劇場版 遊戯王 THE DARKSIDE OF DIMENTIONS 感想その２

というわけで第２弾ですが今週は映画を見てないので風化していく記憶が悲しい…ブルーレイ…来年楽しみにしてるね…（欲を言えば何度でも劇場で見たいけど）（ほんと「あの作品を劇場で見なくてどうする！？」って気持ちになっててすごい…こんなの初めて…遊戯王はいいぞ…）
せめて気分を盛り上げようと何年ぶりかのDM第一話（一挙放送とかはもちろん見る余裕なかったよ！！）を見ていろいろ面白すぎて笑いが止まらない！！そういえばボクキャラだった海馬くん！突然の城之内の告白！突然のピース！突然のモクバ！一話が濃い時代だった…（しみじみ）
悪の心を砕かれて変人度あがったとか言わないであげて…あがってるけど（笑）
今更ですが、セリフはうろ覚えですご了承くださいm(_ _)m

パズルのピースを回収して超速で宇宙に向かう海馬くん。「さすがです海馬様」「世辞はいらん」ってお世辞言うようなプログラム組んだの君じゃないの？？　バーチャルアテムといいちょいちょい自作の人形と一人芝居してるよね君？？　と思うと海馬くんの闇は深い。
このあと推定６時間、ひたすらパズルが組み上がっていくのを見つめていたんでしょうね…。

遊戯サイドでは城之内くんがズレた次元送りにされたり漠良くんから今明かされる衝撃の事実があったりするわけですが海馬くんと遊戯でいっぱいいっぱいなので豪快に割愛させてください（土下座）130分濃すぎや！！！私３回しか行ってないけど二桁行く人の気持ち分かりすぎて怖いわ！！！原案ノーカット版コミカライズしてください！！！
いやほんと割愛とか言ったけど、一回目見てる時はもう中盤越したあたりで映画が凄すぎて何も考えずに目の前の展開をただただ受信するしかなかったと言っても過言では無いと思います…バクラのシャーディー殺害とか…城之内くん生還とか…何かを感じる余裕などなかった…。

城之内くん達おそいな…と目を伏せた遊戯が本当に麗しいのは主張しておきたいです。ヘルメットにあの髪がおさまってる！？　は遊星の髪が当たり前に収まっていたせいか特に気にならなかった…前髪ぴらぴらしてるのかわいいよね！（笑）

交差点のド真ん中で突っ立ってる海馬。なんでわざわざそんなところで遊戯を待っているのか謎で仕方ないです。ここで赤になる信号空気読みすぎｖｖｖ
唐突に「デュエル大会をする」とか遊戯に言い放つ海馬。どうでもいいけど「デュエル大会」っていうすごく平凡そうな言い回しが宇宙まで飛び出す海馬くんにミスマッチすぎてかわいいです。
「貴様の宝箱に今も宝は入っているか？」
……ツッコミどころはたくさんあるのに、この詩的な表現がぐっときます。千年パズルの正当な持ち主は遊戯だと思ってるし、大事なものなのは分かってるという認識が伝わるというか…いやこんな野暮な言葉でこの台詞を侵したくないのでぐっときます！！（結論）
これに対してだったかな？　「何故それを」と聞かれて、堂々と「監視してるから（要約）」と答えてしまう海馬くんつよい…「アッハイ」って言うしかない…。というか、れっきとした警備目的の監視なのかな…？　…いやどっちみち職権濫用ですよね！？（一瞬「ならOKか」と納得しかけた・笑）
セラに藍神のことを頼まれる遊戯。そのあと遊戯がパズルのピースに触って、はっとしてるんですよね……。自分が藍神に挑む理由、海馬に挑む意味を知る遊戯…。

藍神VS遊戯の次元領域デュエル。次元領域デュエルでステータスマックスまで引き出せないとかあるのかなーと思いましたがデュエリストをなめるな！って感じでしたね。上級モンスター生贄なし召喚以外には、このあと遊戯をぶっ倒れさせるためのシステムという評が的確かなと思います…（笑）

初回で気付かなかった＆知らなかった情報で感想書くの若干抵抗あるんですが（それなしだとほぼ「すごい」の一言になるので既にいっぱいやってるけど）、一回やっただけの次元領域デュエルのルール説明をリンクスに搭載している海馬とかそれ見て瞬時に次元領域のルール組み込んだループコンボ考える遊戯とかほんと廃スペックな人しかいないな！！誤変換だけど誤変換に見えないからこのままにしておきます！！

藍神の誘いを断る遊戯。願いがついえる藍神。帰ってくる漠良（まったく脈絡無いところに帰ってきてるのが謎ですが、私はけっこうリングの意思が漠良を守ってたを推したいです…メンクイ疑惑をかけられた千年リング・笑）。
漠良の帰還を知って喜ぶ遊戯をまったく気遣うことなく「遊戯！」って呼びつける海馬くんは正直どうかと思います（笑）

器の遊戯と呼んで、パズルを組み上げて王の魂を宿らせることだけがお前の役目と言い切る海馬くんはほんと狂気が宿ってるとしか言いようがないんだけど、あんまり気にならないのは私が「器の遊戯」という言葉が侮辱には聞こえないからなんだと思います。だってそれはたとえば「3000年分の人間ひっくるめても遊戯一人」なんでしょ！？　というか。いやまあ「王の魂（を宿した遊戯）」があってはじめて「器の遊戯」が成立するんだけども。でも「闇遊戯」とか「表遊戯」とか「王様」とか「相棒」とかいう呼称を使いようのない世界で、二人を呼び分ける方法って何があるよ？　という思いがあるのかも知れません（今考えた）
とはいえ、海馬は間違いなく「オレが闘いたい相手はお前じゃない」という意味で使ってる。それを侮辱と呼ぶならそうなのかもしれない。

だけど、私にはもうこの時点で海馬は最強がどうとか超えた次元で闇遊戯その人を求めてるとしか思えないんですよ！！
奴が負けたなんて認めない！　まして奴と二度と戦えないなどと…！　どういうことだ遊戯！！　って詰め寄りたい奴は奴と同じ顔してる！！　この大混乱な状況で「お前じゃ無い！」って言わずにおれようか！　否！　言うしかあるまい！！

「ボクは一人の決闘者(デュエリスト)として、キミに挑戦する！」
「オレ達のデュエルをするぞ」

海馬くんの返しだけでご飯三杯いける