遊☆戯☆王VRAINS TURN110 哀の苛立ち

SSに葵ちゃんを出したくて見に行ったがめちゃくちゃつらいですねこれ
前：TURN109　イグニスを狩るもの　後：TURN111　せめぎ合う意思

財前「Ai」
ブルメ「どうしてここが」
Ai「おいおい、俺様を誰だと思ってんの？ナメてもらっちゃ困るな」
財前「君がここへきたということは、上空12000メートルの我が社の専用機に乗り込んだと言うことか。乗組員は無事だろうな！？」
Ai「無事かって？まるで極悪人扱いだな」

無事かって？の顔がだいぶSAN０。

Ai「ほらよ」
（倒れている早見の映像）
財前「早見！」
Ai「ちょっとおねんねしてもらっただけだ。命に別状は無い。SOLテクノロジー社のコードキーを渡せ」
財前「どうしてこんなことを…。我が社を乗っ取って、何をするつもりだ！」
Ai「ちょいと自由に使わせてもらいたいんだよ、この飛行機みたいにな。こいつは俺が自由にコントロールできる。こんな風にな」
（方向転換する飛行機）
Ai「その気になれば、墜落させることだってできるんだぜ」
ブルメ「脅す気？」
Ai「ほらほら、そんなに怖い顔で睨まないの。もちろん、ただでとは言わないって。お前達にもチャンスはやる。デュエルで勝負だ」
財前＆ブルメ「っ！」

コードキーを渡せ、にドスがきいている。こんな風にな、は軽い。デュエルで勝負だ、は真面目な顔してるんだよな…。…Aiセリフだけじゃどうにもならなすぎるんですけど！！（床バンバン）

パンドール「ならば私の力がお役に立つでしょう」
（ブルメのディスクから出てくる）
Ai「ってオイ！お前まだいるのかよ！さっき劇的な別れをしたばっかだってのに、倒しても倒しても沸いてきやがって！」
パン「私が最後の一体です。さきほどのあなたとのデュエルは、参考にさせてもらいます」
Ai「お前らデータをリンクしてるとか言ってたもんなあ。まあいいけどよ。一度や二度のデュエルで対策されたからって、負けるような俺じゃないぜ。特別大サービスだ。まとめてかかってこいよ」
（ディスク構える）
財前「どうやら他の選択肢はなさそうだな」
ブルメ「ええ、お兄様」
三人「デュエル！」

兄妹タッグデュエルだー！！
Wikiで早見の漢字確認して財前兄妹が血が繋がってないことを思い出して「えろいな…」って思ったけど（まって）多分本編で知ったときも同じ事思ってた。薄い本が厚くなるな…。
パンちゃんとのデュエル覚えてないな…表でろこの野郎…。

Ai「デュエルも始まったことだし？」
（指ぱっちんで観客に三人召喚）
ブルメ「プレイメーカー、ソウルバーナー、リボルバー！」
Ai「別空間にいるこいつらとリンクさせたのさ。ギャラリーがいないと盛り上がらないからな」
プレメ「Ai、一体なんのマネだ」
Ai「元気だったか－、プレイメーカー？お前達は手出しできねえ。そこで俺達のデュエルを見てな」
（指ぱっちんでモニタ）
Ai「草薙ー見てるー？」
草薙「っ、Ai…！」

元気だったかープレイメーカー？とか草薙ー見てるー？が超軽くって空元気感に打ちのめされてしまう…くっ…何を想ってこのデュエルをそいつらに見せようと思った…。うっ…（めちゃくちゃダメージを食らっている）
いや…下手したらここで負けて終わり、の可能性もあったから呼んだのでは…？という気もして…。

ロボ「アニキ－！オイラ、アニキのデュエルで勉強させてもらうです！」
Ai「おお、良い心がけだ。さ、みんなに俺達のデュエルを、楽しんでもらおうぜ」
ブルメ（お兄様は、私が必ず守ってみせる！）「行くわよ、私のターン！」

マリンセスデッキである いやーブルエンのトリックスターも私も見たいんだけどな…もうブルエンはやらないのかな～

ブルメ「輝け、愛と絆のサーキット！召喚条件は、水属性モンスター２体以上。リンク召喚！目覚めよ、リンク３、海晶乙女(マリンセス)マーブルド・ロック！」
Ai「アクアのマリンセスデッキか…」

Ai「お見事！リンク３のモンスターに、二枚の伏せカード、それでなお、手札が４枚。マリンセスデッキ、絶好調だな」
ブルメ「ええ。私にとって、これ以上のデッキは無いわ」
Ai「いいこと言うぜ。そんだけ使いこなしてくれれば、アクアも喜んでるぜ」

アクアも喜んでるぜ（意味深）
トリックスター…（哀愁）
ブルエン＆ブルガがトリックスターでブルメwithアクアがマリンセスなんだろうから仕方ないね…（哀愁）

Ai「さあ、俺のターンだ、ドロー！俺は手札から、ピカリ＠イグニスターを召喚！」
（パンドールが出てくる）
Ai「ピカリの効果発動！デッキから、イグニスターアイランドを手札に加える。リンク召喚！現れろ、リンク１、リングリボー！フィールド魔法、イグニスターアイランド発動！手札から、レベル４以下の＠イグニスターを、特殊召喚する。現れろ、アチチ＠イグニスター！さらに、手札からヒヤリの効果発動！エクストラモンスターゾーンに、リンクモンスターがいるとき、そのリンク先に特殊召喚する。現れろ、ヒヤリ＠イグニスター！」
（頷く？パンドール）
Ai「現れろ、闇を導くサーキット！召喚条件は、闇属性を含む、サイバース族モンスター３体！安寧開闢、世界に散らばりし、闇夜の英知、我が手に集い、覇気覚醒の力となれ！リンク召喚！リンク３、ダークナイト＠イグニスター！イグニスターアイランドの効果！現れろ、ドヨン＠イグニスター！」
パンドール「ピカリ＠イグニスターは、ライトニングへの想いが込められたカード」
（リボルバーが映る）
パン「アチチは、不霊夢への想いが込められたカード」
ソルバ「あっ！」
パン「ヒヤリは、アクアへの想いが込められたカード」
ブルメ「あっ！」
パン「そして、ドヨンは、Ai自身」
プレメ「Ai……」
草薙「Aiと、消えていったイグニス達のカード…」
プレメ「仲間達への想い、それがAiのデッキなのか」
ブルメ「お兄様、Aiのこのデュエルにかける思いは、並大抵のものではないのでしょう。気をつけてください」
財前「分かっているさ」
Ai「ふっ、ドヨンの効果発動。墓地のヒヤリを手札に加える」

今更？コメやめたげてよぉ！
ドヨンの効果発動、のつまんなそうな顔のAi好き。

Ai「ダークナイトの効果発動。リンクモンスターのリンク先に、モンスターが特殊召喚されたとき、レベル４以下の＠イグニスターを、効果を無効にして、墓地から可能な限り特殊召喚する。来い！アチチとピカリ！現れろ、闇を導くサーキット！召喚条件は、炎属性を含む、サイバース族モンスター２体以上！」
（アチチ・ピカリ・ドヨン）
Ai「気炎万丈、炎の大河から蘇りし魂、灼熱となりて、ここに燃え上がれ！リンク召喚！現れろリンク３！ファイアフェニックス＠イグニスター！」
パン「現れましたね、ファイアフェニックス」
Ai「へっ、俺の手の内はお見通しだとでも言うのかよ、パンドールちゃん。だったらこいつはどうだ、イグニスが作った最強のカードを見せてやる。魔法・トラップゾーンにリンクマーカーが向いたことにより、リンクマジックを発動する」
リボ「何っ！？」
ソルバ「Aiがリンクマジックを！」
プレメ「まさか…」
ブルメ「くっ…！」
Ai「全てを裁く、三本の矢！リンクマジック、ジャッジメント・アローズ！」

Aiちゃん裁きの矢初使用回。ボーマンは「世界を裁きし」でAiは「全てを裁く」なのね…。

Bパート

草薙「Aiが…」
プレメ「ジャッジメントアローズ！イグニス達の争いを象徴するカード…！Ai、お前はライトニングの意志を継ぐといのか！」
ソルバ「あいつ…！一線を越えちまった。Ai！そいつを使うってことがどんなことか分かってんのか！もう俺達のもとへ戻ってこないつもりか！」
Ai「戻る？今さらどの面下げて戻るっていうんだよ？　そういや、美優って言ったっけ？あの子は助かったのか」
ブルメ「…！ええ。今は意識を取り戻し、回復しつつあるわ」
（お見舞い回想）
美優「葵ちゃん、ね」
葵「美優ちゃん…！」
美優「ありがとう」
葵「え？」
美優「葵ちゃんが私を助けてくれたんでしょう？」
（駆け寄って抱きつく葵）
葵「…！美優ちゃん！」
（回想終了）
Ai「草薙の弟も助かったんだろう？」
草薙「Ai…！」
Ai「万々歳だな。お前達人間は！けど、俺の仲間達はみんな居なくなっちまった」
ブルメ「それは…！」
草薙「すまない、Ai…」
プレメ「Ai、お前はそれほどまでに本気なのか」
リボ「意思とは、自分を取り巻く仲間や社会を反映する。その中で精神は少しずつ鍛錬されていく。意志の積み重ねの無い者にコントロールできるものではない。奴もまた、自らが生み出した感情に押しつぶされたのか」
パン「気にすることはありませんブルーメイデン。これは、言葉巧みに相手の動揺を誘い、デュエルを有利に運ぼうとする、狡猾な作戦です」
Ai「おいおい、身も蓋もないなあ」
ロボ「それを言っちゃあおしまいよ、ですね、アニキ！」
Ai「狡猾だろうがトンカツだろうが、勝ちゃ良いんだよ」
ロボ「狡猾とトンカツを掛けたんですね！ニクいっ！」
Ai「おっ、トンカツだけにニクいか！お前賢くなってきたじゃねーか！」
ロボ「アニキのお陰です！」

ちょっとここいろんなことがありすぎて精神にクるんですけど！！
ジャッジメントアローズ＝ライトニングで、それを使うのはライトニングの意思を継ぐことなのか遊作…。いやまあそうね…。
心理フェイズ仕掛けるAiちゃんは計算尽くなのかもしれないけど中身嘘じゃないだろというこの…あああああ…（頭抱え）最終決戦の話を考えると、本音ではあっても半分くらい演技というか、思い始めてはいるけどまだ本当に思ってるわけじゃない、本当の理由はそこじゃないからパンドールは気にするなって言うわけか…？？
追記：次の回見たらパンちゃんかなりAiの感情性格に拾ってるぽいから、下手したらこれ「そうか助かって良かったな」って思ってない？？？？？？そもそも俺は独りぼっちとかって遊作にもしらばっくれる時に言ってたもんな…。うわぁ…。
ていうかリボとプレメ心理フェイズ耐性ありすぎでは？？下手したらAiより心理フェイズに強いもんな。Aiも感情に押しつぶされた…そうだな…。

Ai「だが！速攻魔法、必殺の間―Ai―発動！メインモンスターゾーンのファイアフェニックスを除外し、そのリンクマーカーの数まで、相手の手札をバトルの終わりまで除外する！ファイアフェニックスはリンク３、従ってブルーメイデン、お前の手札は全て除外だ」
ブルメ「っ！くっ…！」
Ai「その後、エクストラモンスターゾーンのダークナイトを、メインモンスターゾーンに移動する！手札がなけりゃ、破壊とダメージを無効にするマーブルド・ロックの効果は発動できねえ」
ブルメ「ここまで読まれていたなんて…！」
Ai「行くぞ！ダークナイトで、マーブルド・ロックを攻撃！」

行くぞ！のAiの顔好き（好きな顔はメモっていくスタイル）

Ai「この瞬間！ジャッジメントアローズの効果！ダークナイトの攻撃力は二倍だ！」
財前「大丈夫か、葵！」
ブルメ「ええ、お兄様」

お兄様の顔の方が大丈夫じゃ無いのも浮世絵コメも分かってしまうから困る

ブルメ「Ai、一つ聞いて良いかしら」
Ai「あぁ？」
ブルメ「あなたは、他のイグニス達を守れなかったことに、責任を感じているようだけど、それなら、私だって同じだわ。私も、アクアを守れなかった…」
回想アクア「あなたは立派に戦いました、パートナーとして、誇りに思います」
回想ブルメ「ありがとう、アクア」
ブルメ「なのに！どうして同じ悲しみを味わった者同士、戦わなくちゃいけないの！？こんなデュエル、もうやめましょう！」
Ai「はぁ？同じ悲しみだって？よく言うぜ。だったらそいつはなんなんだ！そこは、アクアのいる場所じゃねーのかよ！」（※パンドール）
ブルメ「っ…！」
Ai「…ふっ、いーよ、気にすんな。別に責めてるわけじゃねえんだ。確かにお前は、アクアと共に頑張った。それは俺もよく知ってる」
ブルメ「……」
パン「Ai、そもそもあなたがこのようなことを起こさなければ、私が存在する必要はなかったのです」
Ai「言ってくれるな」
パン「ですが、それも一つの運命なのでしょう。一つだけ言えるのは、時は刻一刻と、進んでいると言うことです。アクアではなく、私がここにいるように」
Ai「…あぁその通りだよ、そんなことは分かってるよ！けど俺は、このままじゃ、俺の時間は止まったままなんだ！」
（イグニスの墓に花を供えるAiとロボッピ回想）
Ai「俺はこの手でお前達を倒さない限り、先には進めないんだよ…！」
プレメ「Ai…」
Ai「くっ…」
回想ボーマン「お前は人間の側に立ち、自らの手で、イグニスの未来を閉ざしたのだ。後悔するなよ」

言葉にできない…。ここの逆ギレが一期のお兄様戦の遊作と一緒めっちゃわかる…。

Ai「次は財前か」
（財前の様子を見るブルメ、厳しい表情で顔をそむけている財前）
Ai「どうした？腹でも痛いのか？」
財前「確かにイグニスは人間の都合で誕生し、人間の都合で倒され、結果、君を一人にしてしまった。そのことについては、イグニスを生み出した、SOLテクノロジーの一員として、お詫びしたい。本当に、申し訳ない」
ブルメ「お兄様！」
ソルバ「っ！」プレメ「財前！」ソルバ「謝った！」リボ「フン」草薙「財前…」

腹でも痛いのか？がAiクオリティ。
ソルバの「謝った！」がそのまんますぎてちょっと笑っちゃう。
お兄様本当にぐう聖…。

（不機嫌そうなAi）
財前「だが、ソルテクノロジーの専務としては、何千何万の社員と、その家族を守る義務がある。だからコードキーは渡せない。手を引いてくれ！Ai！」
Ai「お前にも守るものがあるってわけね。だったら、守るもののために戦えよ！俺には謝罪なんて必要ねえ。さっさと腹くくって、デュエルを始めろ！」
財前「確かに君の訴えは真実なのだろう。だが仕方が無い！私は私の守るべきもののために、全力で阻止する！」
Ai「かかってきな！お前もジャッジメントアローズで、裁いてやるからよ！」

相手に腹くくれって言いまくるAiちゃん…プレメにも言ってたけどさ…これどっかで負けたらその場で自分は消えるように設定してんだよね…？絶対に負けられないわけじゃなくて…心苦しいからイライラしてるように見える…。
追記：ボーマンの「人間の側に立ちイグニスの未来を閉ざした」を回想してからのこれなんだよな…って考えてたんだけど、Aiにとっては人間＝遊作じゃん…？Aiは遊作の側に立って遊作を守ろうとしてたし、今も遊作を守ろうとしてるんじゃん…？そのせいでイグニスの仲間を失ったのか？って頭を掠めつつの、守ってやれよ！だったりしない…？守りたいものは遊作＝人間だし、遊作以外のことだってまだそんなに嫌いじゃないじゃん…。
哀の苛立ち…サブタイトル賞あげたい…（突然の授与）

ちゃんとデュエルできるお兄様すき。

財前「永続魔法、メールの階段発動！手札のティンダングルを墓地に送り、セットモンスター一体を、攻撃表示にする！私はイントルーダーを、墓地に送る！現れろ、ティンダングルエンジェル！」
Ai「ティンダングルか…！セットモンスターで仕掛けてくる、厄介なデッキだったな」

VSティンダングルもプレメと一緒に戦ったもんね！！つらい。

財前「現れろ、ティンダングル・ハウンド！」
Ai「おお！久しぶりだなあ、こわそうなワンちゃん」

やめろ！！心をかき乱される！！やめろ！！

リボ「攻撃力4700！」
プレメ「これで裁きの矢を使っても、＠イグニスターを上回った！」
ソルバ「どっちを攻撃するんだ！」

コメ３バカ言わないでｗｗｗ

財前「Ai！本当に手を引く気はないのか！」
Ai「へっ、たかだか100のダメージで、いい気になるなっての！」
ブルメ「これで終わりじゃないわ！お兄様！」
財前「うん。トラップカード、発動！マリンセス・デシジョン！墓地のマリンセス一枚を除外し、セットモンスターを守備表示にする！このとき、そのモンスターの効果は発動しない。私は、マリンセスウェーブを除外。イントルーダーを表側守備表示にする」
ブルメ「さらに、このカードの効果で、守備表示にしたモンスターを含む、自分フィールドのモンスターで、リンク召喚することができる！…お兄様」
財前「うん」
ブルメ＆財前「開け！我らを繋ぐサーキット！」
財前「召喚条件は、ティンダングルモンスター３体！リンク召喚！現れろ、リンク３、ティンダングル・アキュート・ケルベロス！」
プレメ「財前が、リンク召喚！」
リボ「あれが財前のエースモンスターか」
ソルバ「いや！あの二人の絆が生んだ、兄妹のエースモンスターだ！」
Ai「いいねえ！兄妹パワー！見せてもらおうか！」

見せてもらおうか…。

次回予告

義務を全うしようとする兄、その兄を必死に守ろうとする妹。守らなければならないものが、彼らにはある。一方、自分とは全くといっていいほど対照的な二人を前にする、Ai。何も失うものがない彼は、この戦いの末路に、何を想うのか。次回、遊戯王VRAINS、せめぎ合う意思。INTO THE VRAINS！

財前兄妹ｖｓAiつら…。

前：TURN109　イグニスを狩るもの　後：TURN111　せめぎ合う意思